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コーシャ食品の認定を受けられませんか?
 

人間の口に入るものについては食品であれ、調味料であれ、あるいはサプリメントであれ、どんなものでもコーシャ食品、コーシャの認定を受けることができます。

コーシャの認定とは、ユダヤ教の資格を持ったラバイ(ユダヤ教の指導者)が製造工程をその目で確かめてユダヤ教の教義に従った安全な食品であるという認定を行い認定書を発行、その認定を受けることによりその食品の包装紙にコーシャの認定を受けていることをマークやロゴで表示することが出来る制度です。

アメリカではコーシャ認定を受けた食品が最も安全な食品、あるいは調味料やサプリメントであり、口に入れ人間が食べても何ら心配することがないものであるという最高権威を持って迎えられています。アメリカ政府が行う政府としての認定は、例えばオーガニック認定のUSDAなどがありますが、コーシャは生鮮食料品も含みますが加工食料品やサプリメント、調味料等に対しても発行されるものです。野菜や果物は加工されない限り本来的にコーシャですが、魚貝類、肉などについてはそもそもコーシャでない食べ物として除かれているものがあります。また、肉類についてはコーシャ動物の一定の肉のみで、かつ屠殺方法が極めて厳格に決められたユダヤの教義に従ってなければコーシャ認定を受けることができません。加工食品についても成分にコーシャでないものが使われていないことの認定を受けるという意味合いが含まれてきます。

コーシャ認定を受けた食品、調味料、サプリメントはいずれもユダヤ人が口にして安全なもの、ユダヤ教義に従ったものというのみならず、全世界の人々が、食の安全が問題になっている時代にあって、口にして安全なものという意味合いで迎えられています。

日本企業の方々や業者に於かれては、食の安全が世界的に問題になっている現状に於いて、是非ともコーシャ認定を受けてみられてはいかがでしょうか。

私共はユダヤ教義の中でも厳格と言われているコンサーバティブ、あるいは場合によってはオーソドックスのラバイによる認定を、合理的な費用で行えるよう、日本をはじめとするアジアの皆様に提供することを目的として設立された団体です。東京支部は東京の丸の内にございます。連絡先はこのWebsiteの「Contact Us」をクリックして下さい。

コーシャ認定のためには次の手順を踏んで下さい。

  1. まず当社にご連絡下さい。
  2. 認定を受けようとする食品、食料品、調味料、サプリメントなどの成分、Ingredient及び製造のフロー・チャートをお送りください。その上で、ユダヤ教のコーシャ認定を行うことが出来る資格を持ったラバイが現地を実際にその目で検証視察致します。その上で問題なくユダヤ教のコーシャの規定に従って製造され販売されていることを認定できるとした場合には認定書を発行致します。

当Kosher.jpが行うコーシャ認定は本場イスラエルから派遣される資格を持ったラバイが行います。従って、日本のみならず世界的に通用します。またはユダヤ教でも最も戒律が厳しいと言われているオーソドックス派のラバイの要望があればその最も厳しい認定制度に則って認定を行います。

最近では全世界的にベジタリアン、菜食主義者が増加の傾向にあり、そのベジタリアンは当然のこととして世界中の健康に関心がある人はコーシャ認定食品には敏感に反応する傾向があると言われています。

アメリカで最も安全な食品と言われるコーシャ食品認定を是非とも貴社もお取り入れ下さい。きっと全世界の販売高が増加することに寄与するものと確信致しております。

以 上

 
検査のポイントは主に次の通りです
 
まず当該製造ラインが検査対象外の商品の製造ラインとどの程度の距離が離れているか、を見ます。

そして次に、検査対象商品の製造ラインの熱湯洗浄の状況を見ます。熱湯洗浄とは基本的にユダヤ教ではこのように考えているからです。

「コーシャのものだけが認定を受けるまでは作られていたわけではない。ノン・コーシャのものがその製造ラインを通っている可能性がある。そこでコーシャの認定をする為には一旦徹底して洗浄を行う必要がある。しかもそれは熱湯洗浄を行っていただく必要があります。」

その洗浄の状況を検査させていただきます。

次に、原材料のコーシャ認定について、原材料もコーシャである必要があります。従って、どういう原材料がどこから仕入れられたものかが検査の対象になります。それがコーシャ認定を受けた原材料であれば問題はありません。しかしコーシャ認定を受けていない原材料の場合には、その原材料の製造についても調べる必要が出てくる場合があります。

最終的に当該商品が梱包されるラインを見させていただきます。梱包材にノン・コーシャでないものが使われていないかどうかを検査する為です

そして貯蔵倉庫を見ます。ノン・コーシャの商品と十分区分されて倉庫に納められているかを見ます。

以 上

 
コニャックはコーシャじゃない?
 

無論ユダヤ人もアルコールを飲みます。しかし、どのアルコールがコーシャであり、コーシャでないか、つまりユダヤ人が飲んで良いもの、悪いものの区別が細かくカシュルートで定められているのです。


私がある時ラバイにヘネシーのコニャックを差し入れしようとしましたら、そのラバイがじーっとラベルを読んで一言「これはコーシャじゃない。」と言って突っ返してきました。コニャックというのはどういうものから作られているのかを調べてみますと、それは葡萄 から作られているのです。とすると、それは一番厳格なコーシャの規定が適用され、ユダヤ人が栽培する葡萄園でユダヤ人が摘み取った葡萄で、ユダヤ人が醸造した葡萄酒から作られたコニャックで、ユダヤ人が瓶詰めし、ユダヤ人が栓を抜いたものでないとコーシャではないのです。ヘネシーという会社はユダヤ人経営ではなかったのです。

結局ラバイと色々と議論したが、コニャック、ブランデーでコーシャというのはヨーロッパではロスチルド家の葡萄園で作られたものぐらいではないのか、ということになった。

このようにユダヤ人はアルコールといえども口にして良いもの・悪いものの細かい定めに従うこととしているのです。

以 上

 
コーシャ認定手続Q&A
 

Q:日本茶を海外へ輸出しております。その中で、無添加の「抹茶」や「粉茶」も扱っております。原則としては、日本茶は、コシャーであり、コシャー認定の義務化は無いと思うのですが、このような場合でも、コシャー認定の申請をさせて頂き、認定を頂く事は可能なものでしょうか。
A:原則としては、日本茶は、コシャーであり、コシャー認定の義務化は無いと思うのですが、」と書かれていますが、全くの間違いです。
野菜や果物はコーシャではありません。それはパルベと言ってユダヤ人がコーシャでなくても口にして良いものなのです。
しかし問題はユダヤ人にとって抹茶が一体何から出来ているのか、製造過程でどんな添加物があるのか・ないのか、あるいは製造過程がコーシャかどうかということが全く分かりません。
従って、パルベというには無理があるでしょう。何故ならば見るからに野菜や果物ではないからです。
結論: コーシャ認定を受けた方がベター

Q:当社はマレーシアからある製品を輸入しているのですが、その製品について輸入業者として日本国内でKosherの認定を受けることが出来るでしょうか。
A:輸入商品の認定の場合には製造現場に於いて認定を行なうことが前提となりますので、Kosher Japanが手配し、マレーシアにラバイが行って製造現場を認定する必要があり
ます。そうすれば輸入商品でもKosher認定が可能となります。

Q:具体的なコーシャ認定の手続きを教えて下さい。
A:1.まず、私共に認定してもらいたい製品の成分、製造工程で使われる原材料、添加物等の詳細を、日本語でも構いませんが出来れば英語で、教えていただきます。E-mailをinfo@kosher.jpに送って下さい。
2.そして概ねコーシャ認定に適しているかどうかを私共のラバイが判断致します。この判断はイスラエルに居るラバイが行います。判断に要する期間は十分な情報が揃えば即座に行ないます。
3.概ねコーシャ認定に適していると考えられる場合には、次に費用の打ち合わせになります。コーシャ認定にはイスラエルもしくはアメリカ、あるいはお急ぎの場合には日本からからラバイが製造工場に参り、製造工程をその眼で検証致します。

Q:期間はどれぐらいかかりますか?
A:非常にお急ぎの場合には日本に居るイスラエル本国から来ているオーソドックス派のラバイが参ります。しかし、そうでない場合にはイスラエルからラバイ達が日本に来日する予定に合わせて工場検査を行います。通常は年に数回日本に来ておりますので、その日程に合わせて頂くことになります。

Q:認定にかかる費用はどれぐらいですか?
A:認定にかかる費用は東京から工場までのエコノミーの交通費及び昼食代(九州、北海道等遠隔地に工場がある場合には1泊の宿泊代が含まれます。)の実費とコーシャ認定手数料です。コーシャ認定手数料については別途電話でお問い合わせ下さい。私共は他のラバイと比べ十分納得頂ける手数料で認定を行っております。イスラエルからラバイを呼ぶ場合には飛行機代はラバイ自身の負担となりますのでご安心下さい。

Q:現場検証が済めば認定までに要する期間はどれぐらいですか?
A:現場検証が済めばその日に合否の判定が下されます。それから1~2週間以内に認定証書が発行されます。

Q:認定はどういったラバイに頼めば一番信用性があるのでしょうか?
A:私共はユダヤ教の本国イスラエルからラバイを派遣することを原則としております。イスラエルのラバイの認定は、イスラエルがユダヤ教徒の国であるため最も権威のある認定とみなされ、アメリカをはじめ全世界で広く受け入れられている認定です。また日本に居るイスラエル本国から来ているオーソドックス派のラバイも同様に高い信頼を得ています。オーソドックス派がイスラエル本国の中心宗派です。オーソドックス派が最もユダヤ教義(コーシャの教え)に忠実な考え方をとっています。

Q:認定は個人のラバイが行なうのですか、それとも何か組織が行なうのでしょうか?
A:認定は全て個人のラバイが行ないますので認定証書も個人のラバイが発行します。そこでラバイがどういう人かということが重要になります。通常はそのラバイのWebsiteでラバイの経歴等を調べて頂くことになります。そのラバイがユダヤ社会では一般的に受け入れられていないあまりにも進歩的な主義や生活特性を持っているとすれば、そのようなラバイのコーシャ認定は多くのユダヤ人から信用されないでしょう。

Q:ラバイ・ヘンリー・ノア氏はどんな方ですか?
A:同氏の経歴については本Websiteにも掲載しています。また同氏の名前でGoogleして頂ければ他の情報も得られます。

Q:ラバイ・ヘンリー・ノア氏以外にもコーシャ認定を行なうラバイの登録はありますか?
A:はい。私共kosher.jpではオーソドックス派のラバイを常に派遣することとしています。

Q:オーソドックス派のコーシャ認定手続とコンサーバティブ派のコーシャ認定手続で何か違いはありますか?
A:一般的にオーソドックス派の方がユダヤ教の教義に厳格に従ったコーシャ認定手続を行います。従って、例えばオーソドックス派のコーシャ認定では工場の現場検証をオーソドックス派のラバイがいつでも行なえる状態が常に確保されていることを要求します。またオーソドックス派のラバイが工場の現場検証に行くのも抜き打ち検査が承諾されていることが原則となります。コンサーバティブ派では予め打合せした日時に工場検査に行くということになります。このような違いがあります。その他オーソドックス派とコンサーバティブ派では色々と違いがありますが、オーソドックス派の方が厳格です。従ってオーソドックス派のコーシャ認定の方がよりイスラエル本国で受け入れられるものであるということは言えます。ただアメリカではコンサーバティブ派が勢力を持っていますので、コンサーバティブ派の認定でも大丈夫です。ただコンサーバティブ派のラバイでもあまりにも進歩的なラバイであるという評判の人(例えば、同性愛支持者)などは、アメリカのコンサーバティブ派の中でも少数派であるということは言えるかも知れません。

Q:工場の製造ラインについて
当該製造ラインが検査対象外の商品の製造ラインとどの程度の距離が離れているかを確認する項目について、距離はどの位の距離を想定していますか? (建屋が別でなければならない等の制約があれば詳細に教えて下さい)

A:コーシャでない商品が作られている製造ラインとコーシャ認定対象の商品の製造ラインとの距離がどの程度離れていなくてはならないか、建屋が別でなければならないか、という質問ですが、コーシャでない商品の飛沫、粉末、煙、蒸気などがコーシャ認定対象商品に降りかかって付着するような状況はまずいとされます。従って距離の問題ではないのですが、無論建屋が離れていることは理想的です。ポイントは空気の流れ、粉末、飛沫の飛散の恐れ、煙の流れを見させていただくことになります。

Q:原材料検査について
コーシャ認定を受けていない原材料の製造について確認は、どういった内容を想定していますか?(原材料についても、製造工場までさかのぼる必要があるのか否か等)

A:原材料がそもそもコーシャの認定を受けていれば全く問題はありません。しかし原材料がコーシャの認定を受けていない時には、原材料がコーシャでなければ全体としてその商品がコーシャではなくなりますので、原材料についてのコーシャの有無もしくはパルベ(コーシャではないけれどもユダヤ教では問題ないとされているもの)を認定させていただきます。例えば完全な植物性のものであればパルベになり、コーシャと同列に扱われますけれども、完全に植物性のものかどうかは当然検査させて頂きます。 動物性のものであるときは、海産物、海洋生物であってもそれがコーシャかどうかは非常に重要なポイントの検査の対象になります。

例えば、貝の殻から作られる Calcium が含まれている時は、コーシャ認定は NG です。イカ、タコのエキスが入っている時も NGです。

Q:保管について
ノン・コーシャの商品と十分区分されて倉庫に納められているかの確認については、十分に区分の基準はどれほどのことを想定していますか?(建屋が違わなければいけない、部屋が区切られていなければならない、等)

A:ノン・コーシャの商品との混載あるいは混蔵についてが問題になります。ノン・コーシャの商品が完全に機密性をもって Pack されている場合には問題はありません。しかし、その Pack が時間の経過と共に緩むようなものであってはなりません。 完全な機密性の Pack がされていないノン・コーシャの商品との混載、混蔵は上述のノン・コーシャ商品の製造工程の距離の問題と同じ問題が出てきます。

Q:費用について
認定にかかる費用の相場を教えて下さい.

A:費用の相場は検査費用とイスラエルから来るラバイの飛行機代及びホテル代、そして日本国内の交通費ということになります。詳しくは別途お問い合わせください。

以 上

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